Object Body の利用
KiiObject には、JSON ドキュメントと Object Body を格納できます。Object Body はファイルなどの大きなデータを KiiObject に添付する仕組みです。
以下のような機能を提供しています。
アップロードとダウンロード
Object Body をクライアントからアップロードまたはダウンロードできます。
アップロードとダウンロードでは、以下の方式でファイルを転送できます。
一括転送
一括転送はファイルの全体を 1 回のリクエストでアップロードまたはダウンロードするシンプルな転送方式です。
すべてのプラットフォームでサポートしている方式です。
中断/再開可能な転送
中断/再開可能な転送は、途中でネットワーク障害やユーザー操作によって転送が中断した場合でも、次回のファイル転送時に中断ポイントから転送を再開できる方式です。大きなファイルを転送する場合や、不安定なネットワーク回線を使用する場合に有効です。
この方式は、Android と iOS でサポートしています。さらに、iOS では OS の Background Transfer の機能を使用した転送もサポートしています。
Object Body の公開
KiiObject の Object Body を Web ブラウザーから参照できる形式で公開できます。
Object Body の公開を行う API を呼び出すと、Kii Cloud から URL が発行されます。エンドユーザーは、URL を Web ブラウザーから入力することで、Object Body に設定されている Content-Type に応じてブラウザーで画像を表示したり、バイナリデータをダウンロードしたりできます。
この機能の詳細は...
- Object Body を使った様々な操作の詳細は、リファレンスガイドの「Object Body のアクセス」(Android、iOS、JavaScript、REST)を参照してください。