ユーザープッシュ通知 (Push to User)
ユーザープッシュ通知(Push to User)は、モバイルアプリのユーザーや管理者がメッセージをプッシュ送信する仕組みです。モバイルアプリから、特定の意味を持たせたトピックをあらかじめ作成し、講読しておきます。そのトピックにメッセージが送信されたタイミングで、購読者にメッセージをプッシュ通知します。
メッセージは、任意の JSON 形式で送信できるため、トピックを講読しているユーザーにメッセージを送る用途のほか、デバイス間のモバイルアプリ同士でデータ同期を行うような用途にも向いています。
ユーザープッシュ通知は次のように動作します。
- あるユーザーまたは管理者により、新たな「トピック」が作成される。
- このトピックを、他のユーザーが「購読」する。
- あるユーザーまたは管理者がこのトピックにメッセージを送信する。
- このメッセージが全ての購読者にプッシュされる。
Push to App の場合と同様、トピックの講読を行うには、ユーザーがログインしている必要があります。講読の結果、次のような動きとなります。
- 1 人のユーザーは、複数のトピックを講読できます。トピックごとに、送信されたメッセージを受け取ります。
- 1 つのトピックは、複数のユーザーから講読できます。トピックにメッセージが届くと、講読しているすべてのユーザーにプッシュ通知が届きます。
トピックは Bucket と同様、アプリケーションスコープ、グループスコープ、ユーザースコープの各スコープに、任意の名前で任意の個数だけ作成できます。作成したトピックは、そのスコープのアクセス権、および、ACL が許可している範囲で作成したユーザーや他のユーザーから講読し、メッセージを送信できます。
この機能の詳細は...
- ユーザープッシュ通知(Push to User)による実装方法は、リファレンスガイドの「ユーザープッシュ通知(Push to User)」(Android、iOS、JavaScript、REST)を参照してください。