初期化処理と受信処理の実装
モバイルアプリからプッシュ通知を利用するには、プッシュ通知設定チュートリアルに示したようなコードにより、プッシュ通知の初期化処理や受信処理を実装します。
初期化処理
モバイルアプリの起動時などにプッシュ通知の初期化処理を実行します。
初期化処理には、FCM の初期化処理の他、Kii Cloud のプッシュ通知の初期化処理(デバイスのインストール処理)が必要です。詳細は、デバイスのインストール を参照してください。
受信処理
Kii Cloud では、FCM などのプッシュ通知の仕組みをベースに、独自のプッシュ通知機能を提供しています。
プッシュメッセージそのものは、チュートリアルで実装した
FirebaseMessagingService
クラスのonMessageReceived()
メソッド(FCM)で受信できます。さらに、受信したプッシュメッセージ含まれるペイロード(JSON 形式の文字列)を、Kii Cloud のプッシュ通知機能の仕様に従って解釈します。チュートリアルの受信メソッドでは、
switch
~case
により、PUSH_TO_APP
、PUSH_TO_USER
、DIRECT_PUSH
の 3 つに分岐させる処理までを記述しています。この後の処理は サーバー上変更のプッシュ通知(Push to App)、ユーザープッシュ通知 (Push to User)、管理者メッセージのプッシュ通知(Direct Push) より実装します。また、プッシュ通知の実装ヒント にはプッシュ通知を受け取った際の実装ヒントとして、ステータスバーにメッセージを表示する方法を示しています。