Object Body としてファイルをアップロードすると、Object とファイルを紐付けて管理できます。
JavaScript SDK からは、各 Object Body は 100 MB までのアップロードが可能です(サーバーの安定動作のため、1 回のアップロードリクエストは 1 分程度までを目安としてください)。Object Body のアップロードには XMLHttpRequest Level 2, FileReader
および Blob
のサポートが必要です。
JavaScript SDK の v2 系では、progress コールバックによるアップロード進捗状況の確認ができます。
(SDK v3 系ではコールバック自体が未サポートのため、この機能は利用できません)
Server Code では Object Body のアップロードが利用できません。
Object の Object Body をアップロードする例を以下に挙げます。
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ここでは以下の処理を実施しています。
- (必要に応じて)KiiObject にキーと値のペアをセットします。ファイル名、ファイルサイズ、Object Body の有無などを登録しておくことができます。
save()
メソッドを実行して、オブジェクトを保存します。
- アップロード対象ファイルの Blob を作成します。
uploadBody()
メソッドを実行して、ファイルのアップロードを開始します。
- (SDK v2 系のみ)progress コールバックが転送の進捗状況に応じて呼び出されます。転送サイズが小さい場合は、1 回目の呼び出しで 100% の進捗を示すことがあります。
uplaodBody()
メソッドを使用する場合は、事前に save()
メソッドによって Kii Cloud 上に KiiObject を作成しておく必要があります。
Content-Type は "type/subtype" の形式で指定します。Kii Cloud に送信された Content-Type は、ダウンロード時や、公開された Object Body をブラウザで参照するときに使用されます。