トピックの作成
ここでは、スコープごとにトピックの作成方法を説明していきます。
アプリケーションスコープのトピックの作成
アプリケーションスコープのトピックは、アプリ開発者のみ作成できます。作成したトピックは、全てのアプリユーザーから購読できますが、このトピックにメッセージを送信できるのは、デフォルト状態ではトピック作成者(つまりアプリ開発者)だけです。
アプリケーションスコープのトピックは、次の手順で作成します。
- アプリ管理者向け機能 の内容に従い、アプリ管理者トークンを取得します。
- 次の例のようにしてアプリケーションスコープのトピックを作成します(この例では "SendingAlert" という名前のトピックを作成しています)。
curl -v -X PUT \
-H "Authorization: Bearer {ACCESS_TOKEN}" \
"https://api-jp.kii.com/api/apps/{APP_ID}/topics/SendingAlert" \
-d ""
{APP_ID}
には実際の AppID の値を入れます。また、取得したアプリ管理者トークンを {ACCESS_TOKEN}
の箇所に入れてください。
トピック名は英数字、"-"、"_" から構成される 64 文字までの文字列として指定します。
Kii Cloud は以下の応答を返します。
- トピックの作成に成功した場合、204 応答を返します。
- 同じ名前のトピックがすでに存在する場合は、エラーコード
TOPIC_ALREADY_EXISTS
を 409 応答で返します。
グループスコープのトピックの作成
グループスコープのトピックは、グループメンバーであれば誰でも作成可能です。また、デフォルト状態ではグループメンバーであれば誰でも購読可能であり、全てのグループメンバーがトピックに対してメッセージを送信できます。
グループスコープのトピックは通常アプリケーションによって動的に作成します。
以下に "GroupTopic" という名前のトピックをグループスコープに作成する例を挙げます。
curl -v -X PUT \
-H "Authorization: Bearer {ACCESS_TOKEN}" \
"https://api-jp.kii.com/api/apps/{APP_ID}/groups/{GROUP_ID}/topics/GroupTopic" \
-d ""
{APP_ID}
は実際のアプリの値に、{GROUP_ID}
は対象グループの ID にそれぞれ置き換えてください。
トピック名は英数字、"-"、"_" から構成される 64 文字までの文字列として指定します。
Kii Cloud は以下の応答を返します。
- トピックの作成に成功した場合、204 応答を返します。
- 同じ名前のトピックがすでに存在する場合は、エラーコード
TOPIC_ALREADY_EXISTS
を 409 応答で返します。
ユーザースコープのトピックの作成
ユーザースコープのトピックは、ログイン済みのユーザーであれば誰でも作成可能です。このトピックはデフォルト状態ではユーザーに閉じており、トピックの購読およびトピックへのメッセージ送信を行えるのはこのユーザーのみになります。
ユーザースコープのトピックは通常アプリケーションによって動的に作成します。
以下に "MyTODO" という名前のトピックをユーザースコープに作成する例を挙げます。
curl -v -X PUT \
-H "Authorization: Bearer {ACCESS_TOKEN}" \
"https://api-jp.kii.com/api/apps/{APP_ID}/users/{USER_ID}/topics/MyTODO" \
-d ""
{APP_ID}
は実際のアプリの値に、{USER_ID}
は対象ユーザーの ID にそれぞれ置き換えてください。
トピック名は英数字、"-"、"_" から構成される 64 文字までの文字列として指定します。
Kii Cloud は以下の応答を返します。
- トピックの作成に成功した場合、204 応答を返します。
- 同じ名前のトピックがすでに存在する場合は、エラーコード
TOPIC_ALREADY_EXISTS
を 409 応答で返します。