Server Code の管理

Server Code は、開発者ポータルコマンドラインツール を使って管理します。

ここでは、Server Code の書式 に従って作成した Server Code を Kii Cloud にアップロードして、実行できるようにする手順を示します。

準備作業

まずは、準備を行います。

  1. 管理手順の確認

    Server Code を管理するためには、Server Code のバージョン管理の概念が重要です。

    まずは Server Code の管理機能 より、Server Code の管理方法を確認してください。

  2. (必要に応じて)コマンドラインツールのインストール

    コマンドラインツールを使う場合は、コマンドラインのインストール の情報にしたがって開発用 PC にコマンドラインツールをインストールします。

    開発者ポータルを使う場合はこの作業は不要です。

管理作業

準備が完了したら、管理作業を行います。

  1. 必要なファイルの用意

    Server Code と Server Hook 設定ファイルの 2 つを用意します。

    • Server Code は、すべてのエンドポイントと実行に必要な関数を 1 つのファイルにまとめます。
    • Server Hook 設定ファイルは、Server Hook 設定ファイル に記載されている形式に従って、サーバートリガー起動とスケジュール起動のすべての設定を 1 つのファイルにまとめます。手動実行だけしか使用しない場合、作成は不要です。
  2. Server Code の設置

    開発者ポータルかコマンドラインツールを使って用意した Server Code と Server Hook を設置します。

    サーバートリガー起動やスケジュール起動を設定した場合は、そのまま設定されたイベントの発生を待ちます。手動実行の場合は、Server Code の実行 の方法に従って実行します。

  3. Server Code の管理

    必要に応じて、Server Code の有効化や削除などの管理作業を行います。一例として、作成した Server Code に不具合が見つかり直前のバージョンに戻したい場合は、Kii Cloud に登録されている過去のバージョンのリストアップを行い、直前バージョンを有効化できます。