ステートの参照
Thing から定期的にアップロードされているステートをアプリから参照することができます。機能概要は こちら をご覧ください。
スキーマ定義 で指定したステートクラスを利用して、最新のステートを取得できます。たとえば、スキーマ定義のページで提示したエアコンの例では、以下のような AirConditionerState
クラスを定義しています。
public class AirConditionerState extends TargetState {
public boolean power;
public int presetTemperature;
public int fanSpeed;
public int currentTemperature;
public int currentHumidity;
}
このクラスに最新のステートを読み込むには以下のようなコードを実行します。
実行に先立って、初期化コードの実装 に示す方法によって、初期登録済みの ThingIFAPI
インスタンス(api
)を入手しておく必要があります。
try {
// Get the thing state.
AirConditionerState state = api.getTargetState(AirConditionerState.class);
} catch (ThingIFException e) {
// Handle the error.
}
Thing からステートが書き込まれていない場合でもステートを取得できますが、各フィールドの値は Java の初期値(0 や false
)が格納された状態となります。
Thing-IF SDK for Android ではステート履歴の検索・取得はできません。REST API か 開発者ポータル をご利用ください。