ゲートウェイ開発ガイド
ここでは、ゲートウェイを利用したソリューションの開発に必要な作業について挙げます。それぞれの作業について詳しくは、各セクションに含まれるリンク先のドキュメントを参照してください。
ゲートウェイエージェントの導入
ゲートウェイエージェントはゲートウェイハードウェア上で動作するプログラムで、以下の機能を提供します。
- ゲートウェイに接続された機器(エンドノード)のデータを Kii Cloud に送信する。
- Kii Cloud からエンドノードへのコマンド、エンドノードから Kii Cloud へのレスポンスを中継する。
- モバイルアプリやコンソールアプリからゲートウェイを操作するための REST API を提供する。
各種環境で利用可能なゲートウェイエージェントのビルド済みバイナリを、ゲートウェイハードウェアにインストールして利用します。導入手順については、Kii Gateway Agent の Readme を参照してください。
ゲートウェイ管理アプリの開発
ゲートウェイ管理アプリはエンドユーザーにゲートウェイを操作するためのインターフェイスを提供します。
ゲートウェイを利用する場合も、Thing-IF SDK を利用してモバイルアプリを開発できます。開発手順については、Android アプリ開発ガイド または iOS アプリ開発ガイド を参照してください。
ゲートウェイを利用する場合は、Thing をスタンドアローンで使用する場合と初期化方法が異なります。ゲートウェイおよびエンドノードの初期化手順について詳しくは、以下のトピックを参照してください。
- Android:初期化コードの実装(ゲートウェイ)
- iOS:初期化コードの実装(ゲートウェイ)
以下のサンプルアプリを公開しています。
コンバーターの開発
コンバーターはゲートウェイに接続されたエンドノードのプロトコルおよびデータを変換します。
コンバーターを開発することで、エンドノードは任意のプロトコルおよびデータ形式でゲートウェイと通信可能になります。
以下のサンプルとリファレンス実装を公開しています。
チュートリアル
PC 上でゲートウェイエージェント、コンバーター、管理アプリの動作を確認できるチュートリアルを公開しています。