初期化済みの情報の保存と復元

作成した ThingIFAPI のインスタンスを長期間にわたって保存したい場合、ストレージ(NSUserDefaults)へのシリアライズ機能を利用できます。

ストレージへの保存は SDK によって自動的に行われます。

プロセスの再起動時、読み込みは以下のように行います。

var api:ThingIFAPI?

do {
  // Load a Thing-IF API.
  try api = ThingIFAPI.loadWithStoredInstance()
} catch ThingIFError.API_NOT_STORED {
  // Handle the error.
} catch {
  // Handle the error.
}

タグを指定して複数インスタンスを作成していた場合、loadWithStoredInstance メソッドの引数にタグ名を追加して、指定されたタグの ThingIFAPI を復元することもできます。タグについては、Thing-IF SDK の初期化 をご覧ください。

removeStoredInstance メソッドによって保存されているインスタンスを削除することもできます。これら API の詳細については 詳細ドキュメント を参照してください。

NSUserDefaults へは ThingIFAPI_INSTANCE または ThingIFAPI_INSTANCE_タグ名 をキー名として値を保存します。これらのキー名で保存されている情報は上書きされます。