ステートの参照
Thing から定期的にアップロードされているステートをアプリから参照することができます。機能概要は こちら をご覧ください。
スキーマ定義 で設計したステートの構成に従って、最新のステートを取得できます。たとえば、スキーマ定義のページで提示したエアコンの例では、以下のような JSON を想定しています。
{
"power" : true,
"presetTemperature" : 25,
"fanspeed" : 5,
"currentTemperature" : 28,
"currentHumidity" : 65
}
最新のステートを読み込むには以下のようなコードを実行します。
実行に先立って、初期化コードの実装 に示す方法によって、初期登録済みの ThingIFAPI
インスタンス(api
)を入手しておく必要があります。
// Get the thing state.
api.getState() { (result: Dictionary<String, AnyObject>?, error: ThingIFError?) -> Void in
if error != nil {
// Handle the error.
return
}
for (key, value) in result! {
// Do something with the state.
}
}
getState
メソッドを呼び出すと、コールバックによってステートの JSON に対応する Dictionary
を取得できます。上記の JSON の場合、Dictionary
のキーは power
や presetTemperature
など、値は true
や 25
などを取得できます。
Thing-IF SDK for iOS ではステートの履歴の検索・取得はできません。REST API か 開発者ポータル をご利用ください。