MQTT プロトコル
MQTT は軽量かつ双方向のプロトコルで、特に IoT(Internet of Things)の分野で使用されることが多いプロトコルです。Kii Cloud では MQTT ブローカーの機能を提供しているため、クライアントから MQTT プロトコルを使った通信ができます。
Kii Cloud では、MQTT プロトコルを使って以下の機能を提供しています。これらを利用しない場合、このページ以下の情報は読み飛ばすことができます。
MQTT 経由でのプッシュ通知の利用
MQTT の双方向性を利用して、プッシュ通知を実現するためのプロトコルとして MQTT を利用します。Thing や Web アプリでプッシュ通知を実現できます。
なお、モバイルアプリでプッシュ通知を利用する場合は、FCM/APNs を使うことができます。詳細は「プッシュ通知」(Android、iOS、JavaScript、REST)をご覧ください。
MQTT 経由での API の利用
Thing の実装を軽量化するため、Kii Cloud の API の呼び出しを MQTT プロトコルだけで実現できます。Thing で HTTPS の実装が不要となります。
SDK はこの方式に対応していないため、MQTT 経由で API を直接操作する必要があります。また、利用できる機能は、Thing Interaction Framework の範囲だけです。
ここでは以下の情報についてまとめています。