データ管理
Thing スコープ内のデータを操作
Kii Cloud SDK for Thing の機能概要 で説明したとおり、Thing は Thing スコープ内に Bucket および Object を作成できます。
アプリケーションやグループ、ユーザースコープと同様に Bucket や Object にアクセスできます。実際に Bucket や Object を操作する方法については データ管理 を参照してください。
なお、リソース URL として正しい Thing スコープを指定する必要がある点に注意してください。一例として、Thing スコープの Bucket にアクセスする場合に使用するリソース URL は次のようになります。
https://api-jp.kii.com/api/apps/<APP_ID>/things/<ThingID>/buckets/<BUCKET_NAME>
リソース URL と Thing の表現
リソース URL で Thing を表現する場合、次のように thingID で指定する方法と、vendorThingID で指定する方法の 2 通りがあります。
https://api-jp.kii.com/api/apps/<APP_ID>/things/<THING_ID>/...
thingID を使って対象となる Thing を表す形式です。
https://api-jp.kii.com/api/apps/<APP_ID>/things/VENDOR_THING_ID:<VENDOR_THING_ID>/...
vendorThingID を使って対象となる Thing を表す形式です。
本ガイドでは、原則として thingID を使って使用する形式で表現していますが、一部の例外を除いて、vendorThingID を使う形式を使用できます。各 API で指定できる形式は、詳細ドキュメント をご覧ください。
Thing のアクセストークンを使用している場合は、ユーザーのアクセストークンのように me
リテラルを使って対象の Thing を表現することはできません。
他のスコープ内のデータを操作
Thing は、デフォルトでアプリケーションスコープの Bucket や Object にアクセスできますが、グループやユーザースコープの Bucket や Object にはアクセスできません。グループやユーザースコープへのアクセスを行うには ACL を変更する必要があります。
ACL を変更する方法については以下を参照してください。