実装技術の紹介(Butter Knife)

ここでは、Android 版 Kii Balance の実装に使用している技術について説明します。このページでは Butter Kife を、次のページではフラグメントによる実装方法を説明します。

これら 2 ページの内容は、Kii Cloud の機能範囲外のため、情報が不要であれば、読み飛ばしても問題ありません。また、このページに記載されている情報の詳細を知りたい場合は、Web 上の一般的な技術情報などを検索してください。

Butter Knife の利用

Kii Balance では、Butter Knife を利用しています。Butter Knife を使うと、ユーザーインターフェイスの実装をシンプルにできます。

Butter Knife は、次の 2 通りの用途に使用しています。

  • ユーザーインターフェイス部品とクラスのフィールドを紐付ける処理
  • ボタンをリスナーのメソッドに紐付ける処理

ユーザーインターフェイスの部品とクラスのフィールドを紐付けるには、フィールドの宣言で以下のように @BindView アノテーションを使用します。従来のように、findViewById() で紐付ける必要はありません。

@BindView(R.id.textEdit1)
TextEdit myTextEdit;

ボタンとリスナーを紐付けるには、メソッドで以下のように @OnClick アノテーションを使用します。従来のように、setOnClickListener() の呼び出しや、リスナークラスの準備は必要ありません。

@OnClick(R.id.buttonExecute)
void onExecuteClicked() {
}

これらの準備を行った後、初期化で ButterKnife.bind() を、後処理で unbind() をそれぞれ実行します。

private Unbinder mButterknifeUnbunder;

@Override
public View onCreateView(LayoutInflater inflater, ViewGroup container,
                         Bundle savedInstanceState) {
  ...
  mButterknifeUnbunder = ButterKnife.bind(this, view);
  ...
}

@Override
public void onDestroyView() {
  super.onDestroyView();
  mButterknifeUnbunder.unbind();
}

次は...

実装技術の解説の 2 つ目としてフラグメントの利用方法を説明します。

実装技術の紹介(フラグメント) に移動してください。

より詳しく学びたい方へ

  • Butter Knife の詳細は、Butter Knife の Web サイト をご覧ください。
  • 新規プロジェクトに導入する場合は Butter Knife の Web サイトではなく、GitHub に記載されている手順を参考にしてください。