ゲートウェイ
Kii Cloud では ゲートウェイ による接続をサポートしています。この機能を使用すると、IoT ゲートウェイとして販売されている製品を使って、様々なデバイスを Thing Interaction Framework に接続できます。
Thing によっては Bluetooth や Zigbee のような軽量なプロトコルしか扱えず、インターネットに直接接続できないものがあります。これらを エンドノード としてゲートウェイの配下に接続し、ゲートウェイがプロトコル変換を行うことで Thing Interaction Framework の機能を利用できます。
ゲートウェイによる接続機能では、下の図のように、エンドノードの接続関係が Thing Interaction Framework によって管理されています。特定のエンドノードに対するリクエストは、接続されているゲートウェイを経由してエンドノードに届けられます。
エンドノードに対するルーティングや、故障したデバイスの交換処理などは、ゲートウェイ対応の機能として提供されているため、エンドノード数のスケールや柔軟な運用にも対応できます。
なお、IoT ゲートウェイとエンドノードを一体として扱いたい場合は、ゲートウェイ機能を使用せず、スタンドアローンの Thing として実装することもできます。この場合、Kii Cloud からは、ゲートウェイとエンドノードが 1 つの Thing として見えます。エンドノードへのコマンドのルーティングなどは、アプリケーションの機能として実装します。エンドノードの数や種類が限定的で、それらの増減がないような単純なケースでは、よりシンプルな設計手段として採用を検討できます。
この機能の詳細は...
ゲートウェイの詳細は、ゲートウェイ で解説しています。