JavaScript リファレンスガイド
本ガイドは Kii Cloud SDK の主要な機能をご紹介します。Kii Cloud SDK が提供する機能の利用方法を、サンプルコードを交えつつ解説します。Kii Cloud SDK が提供する各機能の詳細については JSDoc を参照してください。
JavaScript でモバイルアプリを作成するには、以下のガイドに従って実装を進めてください。
SDK の組み込みと環境設定
JavaScript アプリ開発の準備 によって、Kii Cloud、ローカルの開発環境、プッシュ通知の環境を準備してください。
機能の呼び出し
Kii Cloud が提供する機能のうち、必要なものを実装します。これらの機能の概要については Kii Cloud SDK をご覧ください。
なお、本格的な実装を始める前に 実装上の注意点 を確認しておくことをお勧めします。
Kii Cloud SDK for JavaScript v2 系と v3 系の違い
Kii Cloud SDK for JavaScript には、v2 系 (ver 2.x.x) と v3 系 (ver 3.x.x) が存在します。 基本的には v3 系の利用を推奨します。特に新規に開発を行う場合は、v3 系を利用してください。
v2 系と v3 系の違いは以下のとおりです。
- v3 系では新たに
KiiApplication
が導入されました。- この機能を使うと、複数アプリのを同時利用や、複数ユーザによる同時ログイン対応ができます。詳しくは KiiApplication の利用 (v3 系のみ) をご覧ください。
- v3 系よりコールバックを用いた記述がサポート対象外となります。Promise を用いて実装してください。
- この変更に伴い、v3 系ではObject Body のアップロード/ダウンロードにおいて progress コールバックが利用できません。詳しくは アップロード および ダウンロード をご覧ください。
- v2 系では引き続きコールバックによる記述が利用可能ですが、Promise を用いた記述の利用を推奨します。詳しくは Promise の利用 をご覧ください。
- v3 系では Titanium のサポートが終了しました。