JavaScript アプリ開発の準備
Kii Cloud SDK は導入する環境に応じて準備が異なります。
ブラウザー上で利用する場合(Web アプリなど)
-
開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成したモバイルアプリは、このアプリケーションの配下で動作します。
作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。
-
Kii Cloud SDK を開発環境にインストールします。SDK を組み込むことで、モバイルアプリから Kii Cloud を呼び出す API を利用できます。
-
プッシュ通知を MQTT を使って利用する場合はこちらの導入手順を実行してください。
Cordova 上で利用する場合
-
開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成したモバイルアプリは、このアプリケーションの配下で動作します。
作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。
-
Cordova では様々な方法で Kii Cloud SDK を使用できますが、ここでは構成ファイルに SDK の JS ファイルを直接組み込む手順を示します。
プッシュ通知を使用する場合、Cordova の phonegap-plugin-push を使って、FCM や APNs を使ったプッシュ通知の導入作業も行います。
Node.js 上で利用する場合(Thing など)
Thing 側の実装など、Node.js 上で動くアプリを開発する場合はこの手順に従います。
-
開発者ポータルから Kii Cloud 上にアプリケーションを作成します。作成した Thing 向けプログラムなどは、このアプリケーションの配下で動作します。
作成済みのアプリケーションを利用する場合、この手順は不要です。
-
Kii Cloud SDK を開発環境にインストールします。SDK を組み込むことで、Thing 上のプログラムなどから Kii Cloud を呼び出す API を利用できます。
-
プッシュ通知を MQTT を使って利用する場合はこちらの導入手順を実行してください。
導入後、IoT ソリューションを構築するために Thing 上で Node.js を動作させて、IoT に特有の機能を実装する方法は JavaScript SDK で Thing を実装 をご覧ください。
サーバー機能拡張で利用する場合
サーバー機能拡張で Kii Cloud SDK for JavaScript を利用する場合、特別な導入作業は不要です。サーバー機能拡張リファレンスガイド の方法に従って、Server Code を記述してください。