cURL コマンドについて

本ガイドのサンプルは全て cURL コマンドを使って書かれています。Windows を使用されている方はデフォルトでは cURL コマンドがインストールされていませんので、こちら から環境にあったバイナリをダウンロードしてパスを通してお使いください。

また、Windows シェルの構文法は Linux や MaxOSX の構文法とは一部異なります。本ガイドに記載されているコマンドの例は Linux 、 MacOSX を対象としています。Windows は cURL のバイナリ(Generic 版/cygwin 版/MinGW 版)や使用するシェルによって構文が異なります。構文の詳細は、cURL についての一般的な技術資料をご覧ください。

たとえば、Generic 版の cURL をコマンドプロンプトで使用する場合は、以下のように修正してください。

  1. コマンドを複数行に分割して書く場合、行末は \ の代わりに ^ を使用します。
  2. リクエストボディを送信する場合、ボディ全体を '' の代わりに "" で囲みます。
  3. リクエストボディに " が含まれる場合、ダブルクオーテーションを \ でエスケープします。

一例として ユーザー作成 の cURL コマンドを修正すると以下のようになります。

curl -v -X POST ^
  -H "Authorization: Basic {BASE64_ENCODED_APPID_AND_APPKEY}" ^
  -H "Content-Type: application/vnd.kii.RegistrationRequest+json" ^
  "https://api-jp.kii.com/api/apps/{APP_ID}/users" ^
  -d "{\"loginName\": \"user_123456\", \"displayName\": \"person test000\", \"country\": \"JP\", \"password\": \"123ABC\"}"