FCM によるプッシュ通知の導入手順

FCM によるプッシュ通知を Hello Thing-IF アプリで使用するには、ここでの手順を実行します。

Firebase プロジェクトの作成

以下の手順を実行します。

  1. Firebase コンソール のページを開きます。

  2. "プロジェクトを追加" をクリックします。

  3. プロジェクトの作成画面が開きます。

    ここでは、以下の情報を入力して、"プロジェクトを作成" をクリックします。

    • プロジェクト名
      今回は Hello ThingIF を指定します。これは Firebase コンソールで今回のアプリを識別するためのプロジェクト名です。

  4. プロジェクトの概要画面が開きます。

Android アプリの作成と秘密鍵の生成

以下の手順を実行します。

  1. Android アイコンをクリックして、Android アプリの追加を始めます。

  2. 「Android アプリに Firebase を追加」画面が開きます。

    モバイルアプリのパッケージ名を入力します。今回はサンプルコードで使用されている com.kii.sample.hellothingif を指定します。

    アプリのニックネームとデバッグ用の署名証明書 SHA-1 は、Firebase 上で FCM の機能だけを使用する場合、省略できます。指定する場合は画面の指示に従ってください。

    指定後、"アプリを登録" をクリックします。

  3. この後は、画面の指示に従って操作してください。

    • 「google-services.json をダウンロード」をクリックすると、google-services.json がダウンロードできます。
    • build.gradle の変更指示は無視してください。Hello Thing-IF ではすでに設定されています。

  4. プロジェクトの概要ページに戻ると、アプリリストに com.kii.sample.hellothingif が表示されています。

    アプリを選択した後に歯車アイコンをクリックすると「プロジェクトの設定」画面が表示されます。

  5. 「プロジェクトの設定」画面において、以下の手順を実行します。

    1. 「サービスアカウント」タブを選択します
    2. 「新しい秘密鍵を生成」をクリックします

  6. 確認画面が表示されます。「キーを生成」を押下すると、秘密鍵がダウンロードできます。

秘密鍵の設定

次に、取得した FCM の秘密鍵を Kii Cloud の開発者ポータルから登録します。

Kii の開発者ポータル (http://developer.kii.com) を開き、アプリケーション設定を行います。

  1. アプリケーションコンソールにて "Edit" ボタンをクリックします。

  2. "PUSH NOTIFICATIONS" を選択すると表示されるプッシュ通知設定画面の「FCM Settings - Service account key」セクションより秘密鍵をアップロードします。

    設定が完了したら "SAVE" ボタンを押してください。

    GCM と FCM の両方とも設定をした場合、FCM によるプッシュ通知が有効になります。

より詳しく学びたい方へ