ソースコードの構成

このページ以降では、ソースコードの詳細を説明します。

Hello Kii モバイルアプリは以下のソースコードから構成されています。Swift 版も Objective-C 版も基本的な構成は同じです。ファイルの拡張子は言語仕様のとおり Swift が .swift、Objective-C が .h と .m です。

  • main.m

    モバイルアプリの main 関数が定義されたファイルです。Objective-C にしかありません。このチュートリアルではこのファイルを修正したり参照したりする必要はありません。

  • AppDelegate

    モバイルアプリ全体のイベントを処理するクラスです。Xcode が生成したコードに対して、Kii Cloud SDK の初期化処理が追加されています。

  • LoginViewController

    ログイン画面の実装です。UIViewController クラスを継承しています。ストーリーボードで起動時に表示されるように設定されています。

  • MainViewContorller

    データ一覧画面の実装です。UIViewController クラスを継承しています。

  • UIViewController+Alert

    Swift のエクステンションまたは Objective-C のカテゴリーの機能によって、UIViewController クラスにメッセージ表示機能を追加するクラスです。LoginViewController クラスや MainViewContorller クラスから showMessage(_:error:) メソッドを呼び出すと、エラーの詳細情報を含むメッセージを画面表示できます。以下は呼び出し元の例です。

    • self.showMessage("Login failed", error: error as NSError?)
      
    • [self showMessage:@"Login failed", error:error];
      

次は...

AppDelegate クラスに含まれる Kii Cloud SDK の初期化処理について説明します。

AppDelegate クラスの実装 に移動してください。