次のステップへのヒント

チュートリアルの最後に、次のステップに進むためのヒントを紹介します。

次にすべきこと

このチュートリアルを終了後、さらに理解を深めるには次のページを確認するのが近道です。

  • リファレンスガイドの確認

    リファレンスガイド は、Kii Cloud が持つ様々な機能を、機能の詳細説明とサンプルコードを組み合わせて説明しているセクションです。コンテンツをひととおり確認しておくと、より適切な設計ができるはずです。

  • 新規プロジェクトでの作業

    実際のアプリケーションを作成する場合、Hello Kii の変更ではなく、新規プロジェクトに Kii Cloud SDK を導入する形になるはずです。通常は、JavaScript アプリ開発の準備 による手順で SDK を導入します。

  • フレームワークの決定

    Hello Kii で Kii Cloud API の使い方を理解した後は、フレームワークの選定を行うことをおすすめします。

    Hello Kii では特定のフレームワークに依存させないようにするため、DOM を使用しています。Hello Kii をベースに本格的な Web アプリを構築することは避けてください。

アプリケーション作成のヒント

Kii Cloud では次のような機能も用意しています。

  • ユーザーにログインさせずにユーザースコープのデータにアクセスする

    仮ユーザー(Pseudo User)の機能を使うと、明示的なログインを行わずにユーザーを扱うことができます。これによって、エンドユーザーに明示的なユーザー登録きをさせずに Kii Cloud を使用することができます。

    仮ユーザーとは、ユーザー名やパスワードなしでユーザーを作成し、ログイン状態を示すアクセストークンだけを取得・保持しておく機能です。再ログインはできません。

    機能の詳細は、仮ユーザー(Pseudo User) をご覧ください。

  • 画像などを扱う

    Object に紐付けて画像などのバイナリデータを保存することができます。Kii Cloud では Object Body と呼びます。

    機能の詳細は Object Body のアクセス をご覧ください。

  • データを共有する

    他のユーザーとデータを共有するには、グループを作成してグループスコープの Bucket を扱ったり、アプリケーションスコープとしてアプリケーション全体から参照できる Bucket を作成したりする方法があります。

    スコープの概要は スコープとアクセス権 を、アクセス権については アクセス制御 をご覧ください。また、グループを使ったデータ共有の実装例を グループを使った設計のヒント に示していますので、参考にしてください。