IoT 向け機能

IoT ソリューションを構築する場合、Thing Interaction Framework と Kii Cloud SDK を利用できます。

• Thing Interaction Framework は、Kii Cloud SDK が提供している機能要素を組み合わせ、IoT ソリューションを素早く構築できるようにした上位階層のフレームワークです。Thing-IF SDK は、このフレームワークを利用するための SDK です。

• Kii Cloud SDK は、モバイル向け機能 で紹介している機能をベースに、IoT 向けの Thing 管理などの要素を追加したものです。

Kii Cloud SDK は、様々な機能要素をアプリケーション側で組み合わせることによって、必要な機能を実現します。これに対して、Thing Interaction Framework は、使い方があらかじめモデル化されており、そのモデルに沿って必要な機能を効率よく実現します。

最も効率よく実装するには Thing Interaction Framework の利用が適しています。万一、モデルに合わない機能があれば、その部分だけを Kii Cloud SDK で作り込むこともできます。

このページ以降では、Thing Interaction Framework を中心に、以下の点について簡単に説明します。

• Thing Interaction Framework
• 初期登録
• コマンドの送信
• ステートの受信
• トリガーによる自動実行
• Kii Cloud SDK for Thing によるチューニング
• ゲートウェイ

ここでは概要のみを示しています。機能の詳細は、機能ガイド を、プログラムの実装方法は リファレンスガイド で知ることができます。