コマンドの送信

初期登録が完了すると、モバイルアプリは Thing に対してコマンドを送信し、インターネット経由で遠隔操作を行うことができます。

遠隔操作の内容は、JSON 形式で表現します。

以下は動作のイメージ図です。

ユーザーの操作をきっかけに、モバイルアプリから Thing Interaction Framework にコマンドを送信すると、対応する Thing に配信されます(:num1:)。Thing ではコマンドを解析して、ハードウェアを制御できます(:num2:)。Thing は実行結果をコマンドリザルトとして返すと、モバイルアプリに完了の通知が配信されます(:num3:)。なお、実際の :num3: の処理では、処理完了の通知の受付と、結果取得の 2 ステップが必要です。

コマンドは、JSON 形式でパラメーター表現された複数の アクション で構成されます。アクションの数やパラメーターは、対象となるソリューションの仕様に基づいて、自由に定めることができます。

例えば、下の図はエアコンの例を表しており、電源操作を行う turnPower アクションや、設定温度を指定する setPresetTemperature アクションなどを使用します。

また、コマンドの実行後、成功可否やエラーメッセージを含めた コマンドリザルト を返すことができます。


この機能の詳細は...

コマンドとアクションの詳細は、アクションとコマンドの実行 で解説しています。