初期登録
Thing Interaction Framework は Thing の所有者の概念を持っており、初期登録 によってユーザーと Thing を紐付けます。Thing の オーナー となったユーザーや グループ は、コマンドやステートをやりとりできます。
モバイルアプリを操作するユーザーは、あらかじめ Kii Cloud SDK の API でログインしておき、紐付けたい Thing を vendorThingID で指定して初期登録します(他の方式もあります)。
なお、vendorThingID とは開発者が Thing に対して自由に割り当てることができる ID です。Thing が Kii Cloud に登録されると、thingID が割り当てられます。以降は vendorThingID と thingID のどちらを使っても、登録された Thing を参照することができます。
以下の例では、ユーザー A
と Thing 1111
が、ユーザー C
と Thing 2222
がそれぞれ初期登録しています。
Thing は、オーナーとの間でコマンドやステートをやりとりできます。オーナーではない Thing にアクセスしようとしても、Thing Interaction Framework のセキュリティ機能によってエラーとなります。
この機能の詳細は...
初期登録の詳細は、初期登録 で解説しています。